被リンクと常連獲得に関して

LとRの微妙な関係(1)
LとRの微妙な関係(2)
LとRの微妙な関係(3)
LとRの微妙な関係(4)

特に4の見解は私もその通りだと思います。

「常連になる」ということは「面白い情報が常にそこにあることを期待して来る」ことを意味しております。つまり、一回ぽっきりの面白情報では、常連獲得は難しいのです。

個人ニュースサイトからの複数回の紹介を経て、閲覧者にも自分好みの情報がそのサイトに多いことを認識させることが出来て初めて、常連を獲得することになります。

 
 
さて、話は変わりますが、現在は検索エンジンからの客を想定しているようなアーカイブ的なサイトが(割合として)少ないようです。
ネットで文章を書くからといって、なにも特別なことはなく、専門的な情報や資料的な情報を流さねばならないと感じている人も少ないはずです。

以前と比べて接続コストも格段に安くなったし(24時間定額常時接続なんて夢のまた夢だったもんなぁ…。)*1、個人の他愛もない日常話を流すことにも抵抗はなくなってきたということでしょう。

ネットが広く普及した証拠だともとれます。
Blogの登場で垣根が低くなり、この傾向はさらに加速しております。

この「アーカイブ的なサイトが少ない」というのは、ユリイカのブログ特集であのばるぼら氏もご指摘なさっていること。

数は随分増えてしまったので、これからはいろんな意味で質の高い、飛びぬけたサイトが増えてくることを私は待ち望んでおります。

しかし、もなみ嬢の所もすっかり老舗と化してしまった感が。
時が流れるのは早い……。

*1:コストが安くなった、というのは結構重要です。私がネチケットとして最初に学んだのは
大まかに言うと「不必要・余分な情報はなるべく省け。ネットに接続するためにみんなお金を払っているんだから。」ということでした。あの頃のネットワーカーには強いコスト意識がありました。接続時間監視ソフトなんてものがありましたし、サイトを丸ごとダウンロードしてオフラインでゆっくり閲覧するソフトもありました。「うっかり接続切るの忘れてて、今月の電話代○万円いっちゃった〜!」と泣いている人を何人見たことか。