秋葉原案内所のメイドさんの秋葉原愛が半端ない件
「秋葉原案内所」をご存知でしょうか?
そう、秋葉原駅電気街口を出てすぐの所、ゲーマーズ横に陣取ってメイドさんが無料案内をしているあれです。
私、恥ずかしながら、あの案内はお役所がやっているなにか、あるいはボランティアなのかな〜、と最初思っていたのですが、株式会社ニューウェーヴという企業がやっている業務なんですね。しかも調べてみると、消防訓練に募金活動、調査活動、地図製作、清掃とかなり幅広い活動をやってらっしゃる。びっくりです。
さて、最近twitterを始めた関係でフォローするのにいい人を探していたのですけれど、そこにちょうど@akiba_guideのIDがあったので、フォローしたのですよ。twitterで有名人をフォローするとそれまでの印象とのギャップに驚くことが多々あります。勝間和代さんが娘さんの給食当番着を洗い忘れてあわてて学校に届けていたり。うちの母親と変わらんやないかい!(笑)
@akiba_guideさんも、秋葉原ならどこにでもいる普通のメイドさんかな、と思っていたのですが、これが意外に硬派な電子工作大好きメイドさんだということが分かって驚き。
そして昨日の夜のことでした。
akiba_guide
どんくさいコだったから「エンジニア向いてないよー」って早々にセンセに言われちゃって、普通はそこでやる気を出さなきゃいけないところ、完全にトーンダウンしてたんだよね。いま考えると非常にもったいないことをしたと思っている。akiba_guide
学校のセンセにはけっこう今でも遭遇するのです。だって秋葉原だから。今がいちばん充実してる顔してると良い方向に声がけしてくださるセンセもいれば、本来進むべき方向に行かずメイドになった私を見て苦笑するセンセもいる。
急に身の上話を始めたメイドさん。
これはそれまでのpostからの推測ですが、どうも彼女は高専生だったらしく、本来進もうとしていた道を挫折したものの、秋葉原という土地での色々な人との出会いに支えられて、メイドをやっている今があるらしい。そして電子工作への熱い想いも未だ消えていない模様。
akiba_guide
でも幼い頃に高架下と秋月を初めて見たときのドキドキ感ってすごく印象に残っているんだよね。akiba_guide
電気街とあの電子部品街のキラキラな風景は何としてでも後世に残したい。しかも今以上に発展させて。メイド服着てる人が何言ってるの?と思われてもかまわない。それが私の願い。akiba_guide
だからといって他のジャンルのお店が廃れてほしいだなんて決して思ってない。あくまでも共存・共栄。もっとアキバのお店と扱ってる商品がアキバにしかない保護すべき魅力ということを自覚してもらって、文化を保全し発展させ次の世代へ紡ぐ道を考えていかないと。
ちょっと感動したので思わずログを残してしまいました。*1
案内所を運営するに相応しい人だと思いませんか?
NHKの「ブラタモリ」では”後ろを振り向かない(で発展してきた)街”と紹介されていましたが、秋葉原という街はちょっと来ない間に店が変わっていて、消滅と生成を繰り返す生き物のような街だなぁというのが私の印象です。
そんな街でも、昔の名残があったり、古くから貫かれている何かがあったり。
秋葉原の良い物、残していけたらいいですね。
☆おまけ
ちょwww侍魂wwww
*1:正直、無許可なので不都合があればこのエントリーは削除します