初歩

最近全く料理をしていなかったのですが、
スーパーでパスタを見かけて以来、

パスタ大好き

これなら簡単に出来る

アレンジも奥が深くて飽きない

何となくオサレ

という考えがムクムクと頭に浮かんでまいりまして、
ここ1週間ですでに4回くらい茹でてしまいました。


一人暮らしを始めた当初、あらゆる料理に挑戦しようとしましたが、これがことごとく不味かった……。(まぁ、初めて作るんだから当たり前なんですが。) そのうち「これだけ手間がかかる上に不味いのではコスト面で見合わない」と考え始め、私は次第に料理をしなくなってしまいました。
ああそうだ、昔住んでたアパートのキッチンが「まな板一枚も満足に置けないくらい狭かった」というのもあります。切った物が流し台に落ちたり電気コンロで焼けないように常に気をつけながら包丁を振るっていました。まな板を置くともう何も置けなくなるので、というか、流し台の上にはみ出して安定しないくらい狭かったので、洗濯機の上にボールや鍋を置いてしのいでいたものです。あれはイライラしたなぁ。

そんなこんなで次第に料理をするのがいやになった私。
(お蔭で食前食中食後に読めた本が年間10冊は増えた気がします。)

そんな私が出来たのが卵料理と野菜炒めとパスタという、料理と呼ぶもおこがましい簡単な品々でした。

でも、簡単な料理で誰にも負けないくらいの味を極めれば、自信になると思うんですよね。というわけで今はパスタで足元を固めていこうかと。


思えばうちの母はうちの父が家事をあまり手伝わないこと、そのため食材やその他の家庭用品に関してコスト感覚が無いことを非常に愚痴っておりましたが、私に対して料理を教えることが決してありませんでした。「だから料理が出来ないのはあんたのせいだ!」というのは筋違いでしょうが、ならどうして教えようとしなかったんだろうと今でも疑問です。何か手伝おうとしてもあまりやらせてくれなかったし。それじゃ貴女の姑と息子の育て方変わらないだろう、と。

なので私は「料理の得意な彼女と付き合おう!」「その人から習おう!」と考えました。
そして最初の願いは見事かないましたが、遠距離だったせいか、付き合った3年間1度も手料理を食べさせてもらえないまま。
クール宅急便でいいから!着払いでいいから送って!」
と言いましたが拒否(´・ω・`)
うちへ遊びに来たときに
「料理教えて!」
と頼みましたが、調味料や器具が足りないことを理由に拒否(´・ω・`)
「じゃあ、何でも買い揃えるから!必要な物言って!」
と頼みましたが、面倒臭いということで拒否(´・ω・`)
とうとうそのまま私は捨てられました。(爆)

今考えるとあまり料理好きでも得意でもなかったのかも。

人を頼りにしてはいけないということですな。頑張ります。