「面白いテキスト」って今はどこへ行ってしまったんだろう

Saturday evenings::Activica. : 井戸チャ通信(17) 「可視化する界隈と王者の擁立」
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昔と今を比べて良くなったのは、「小さい良い情報」を瞬時に吸い上げて大きくしてみんなにバーッと広める技術は格段に進歩したって点でしょうか。

SBMとか。


あと、自分の好みの情報を楽に集める技術ね。

RSSとか、iGoogleの検索ガジェットとかそうね。


それからみんなで協力して情報をまとめ上げる技術。

Wikiだな。



ところがツールが便利すぎるせいで手作業が疎かになって、「本当に面白いけれどマイナーな情報」がいつまでも吸い上げられずに底の方で溜まってるって現象が起こるようになりました。


昔は手作業と人海戦術でやってたから、かえってこういう”キワモノ”情報がランダムにひっかかってた。


ずっと昔、テキストサイトが好きだったって人、思い出してみて。


最近面白いネタサイトと言えば2chのまとめサイトや画像・動画の紹介ばかりでは?

BLOGツールの普及で、なんか異常な言動のサイトや珍妙なデザインのサイトをとんと見なくなったんじゃないか?

面白い名無しさんの書き込みのまとめ、面白い画像の集まり、面白い動画の投稿、面白い音楽、たくさんみかけるけれど、

”面白いネタをテキストにまとめて書く人たち”って少なくなったと思わないか?




別に昔に戻って欲しいとはこれっぽっちも思ってないし、断然今の方が面白いのだけれど、あの種の人たちは一体どこへ行ってしまったのだろうとさみしくなるのですよ。どこかに固まって生き残っていてほしいのに。






ニコニコ動画はその辺、非常にいい線なのだけれど、あれって動画投稿がどうしても敷居高いよね?


やっぱり俺は面白いテキストが読みたい。

体当たりのネタテキストが読みたい。

「賞味期限、どこまで過ぎても大丈夫か試してみました!」みたいな。





というわけで、そこで各社提供のブログの垣根を越えたランキングサイトの復活ですよ(笑)
アイディアならいくらでもあるぜ。