僕は錯体化学が専攻だけれど、実験をやっていると普段周りにありふれている"水"という物質がいかに特殊かわかる。
分子量は一般的な有機溶媒と比較しても軽い方なのに、異常に沸点が高かったり、固体になる4℃手前が一番密度が高かったり。
 何せ「水の性質」について書くだけで一冊本ができてしまうくらいなのだからすごい。 自分の身体やこの星の大半をこの妙な物質がしめていると思うと感慨深い。