「批評の部」

「個人サイト批評に関するルール」の詳しい内容を書いている中ですが、「法案を書く人ってのは大変だよなぁ」とつくづく感じました。

もちろん細かい点は議会に提出する前も後も議論されて、より妥当な点に落ち着くよう努力されるのだろうけれど、最初に草案原稿を書くにあたって何も考えなくていいかといえばそんなはずはなくて、自分の主観をなるべく排除し、社会慣習からみても納得がいくように、意図した対象については遍く適用できるように、言葉を選び選び執筆するのだろうなぁということを考えると、無矛盾の確認や合理性などの要素だけを比較すれば推理小説を執筆するときの比ではないのではないかと。

私の今やってる作業なんかは、自ら希望して参加した一部の人間のみに、秩序高く計画を遂行するために建前で適用され、罰則規定も制裁もないものですが、現実の法律は人々の行動を規定し、時に条文一つで人の人生、もっと言えば国の行く末をも狂わしかねない、責任の重いものなので、製作が大変だろうことは想像に難くありません。