ツァラトゥストラマッドネスはかく語りき

姉上のサイトで新聞投書の話が載っていましたのでそれに関して。(2月15日の日記参照

本当は向こうの掲示板に書きたかったんだけれど、長くなったのでついでだからこちらに書くことにします。

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最初に。

生れて初めてが義理どころか、生れて以来、義理しか貰ったことありませんが何か?(泣)

まぁ、あれです、ごもっともです。真実はそうなんです。“No time for losers”―負け犬に出番はないんです。自分は平等主義者でも努力万能主義者でもなかったけれど、フラれてからそのことを強く認識するようになりました。恋愛なんて人間の本能の最もたる現象じゃないですか。理屈が罷り通るような場ではないですよね。(詳細に研究が進めばそうじゃないかもしれないけれど。いずれにせよ、複雑で偶然要素が多いのは確か。)

それを申し上げた上で、恋愛弱者の立場に立って敢えて言います。
最後の方でキリストが出てきましたが、まさにあの投書はルサンチマンなんですよ。
どうにもならないことだとはきっと彼らも心の奥底でわかっているのだと思います。だからこそ、敗者である自分に耐えられない。どうにかしたい。自分が悪いんじゃないからこれは社会が悪いんじゃないか。よし、変えてやろう。そうすれば楽して幸せになれる―――――――――。

だから結果平等を求めるような奴隷道徳が湧き上がってくるんだと思います。どうか、どうか彼らを哀れんでやってください。彼らは生まれもっての負け犬です。

私も負け犬ですが、私は超人になりたい。
「何度生まれ変わっても永遠に今と同じ人生を繰り返すよう、呪いをかけてやる」と悪魔に言われたら「バンザイ!」と喜べるような超人に。





でもニーチェ自身は自分の恋愛に関してボロボロだったとか聞きましたが。(爆


P.S.ところで私は新聞の投書欄に奴らより、マンガ雑誌の読者ページにバカなネタを送ってくる職人どもの方が知的レベルが高いと思ってます。