てめぇらの血は何色だ〜?!

北斗の拳を文庫で読んでおります。
熱いなぁ。
登場人物、男だらけだなぁ。
ラオウは強いなぁ。
ちなみに一番好きなキャラは南斗水鳥拳のレイです。
 
少年漫画に於いて主人公や仲間の魅力というのは重要ですが、敵の魅力というのも同じくらい重要です。
少年漫画では大別して二種類の敵が出てきます。
一つは敵役(てきやく)、敵役(かたやく)というものです。
テキ役とは典型的な悪役で、主人公にとっては打倒の対象です。救いようがなく、読者から嫌悪され、栄えてはならない絶対悪。(ワンピースのワポルなど)
 
対してカタ役とは悪事に身を染めながらも、そうならざるをえなかった悲しい過去があったり、主人公とは主義主張の異なる正義であるキャラ。
最初は敵として登場しても後々仲間になったり、永遠のライバルとして主人公の前に立ちはだかったりします。読者からは感情移入の対象、あまりに魅力的過ぎて主人公を食ってしまうこともしばしば。(ドラゴンボールベジータはこっち)

まあ、何が言いたいかというと、ラオウは名カタ役だな、と。