最後の晩餐

みなさんには
「これなら毎日食べさせられても平気」
っていうくらい大好きな食べ物、ありますか。
 
私?よくぞ聞いてくれました。 <わ、ウゼェw
「鰻の蒲焼」です。これに尽きます。
 
どんだけ好きかっていうと、もう、
鰻の蒲焼、もとい、鰻丼や鰻重なら
一日三食全部、それを一週間くらい立て続けに出されても余裕ですね。
 
福岡県に柳川*1という所があるんですけれど、高校のとき、そこで名物のせいろむしを食べたいがだけのために電車で一時間かけて行ったことがあります。
 
今までで一番美味かったのは、京都・嵐山で江戸時代より続く老舗「廣川」で食べたうな重ですね。2000円以上しましたけれど、それくらいの価値はあった・・・・・・。あれは柔らかすぎる。学生時代に金がなくて我慢して食べた、スーパーの中国産鰻*2とは雲泥の差だ。
また食べに行きたいですね。廣川はお勧めです。
 
さて、もうすぐ土用丑の日。
「ほう、それだけ鰻好きなら楽しみでしょうがないんだろうな」
と思った貴方。甘い!出直せ!小学校からやり直せ!四則計算からやり直せ!
 
甘いですよ。
真の鰻好きは土用丑の日だからって浮かれたりしません。
そんなヤツは素人です。そんなヤツは江戸風に背中開きにされてしまえ!(謎*3
真の鰻好きは、もちろん丑の日当日も食べますけれど、
土用丑なんて関係なく年中ウナギ食ってるんですよ!!
私なんか最低でも月二で食ってるってんですよ!
思い知ったか!泣いて謝れ!!失禁しろ!黄金水ダダ漏れにしろ!!
 
 

・・・・・・おほん。ちなみに鰻の蒲焼は様々なビタミンでまさに夏には持って来いの食品ですが、ビタミンCだけはほとんど含まれていないので、食べた後に柑橘類を取ることをお勧めします。あと、消化を助けるために山椒をかけることも忘れずにネ!
 
これだけ大好きな鰻なんですけれど、
「死ぬ前に何か食べたいものは?」
と聞かれてこれを挙げるのはどうなんだろうとふと思ったんですよ。
 
だって病死だったら死ぬ寸前なんて脂っこいものに食欲わかないだろうし、
事故死や突然死だったら食事そのものが無理だし、
あとは死刑になる前くらいだなぁ。w

*1:北原白秋の生家やオノ・ヨーコの実家があります

*2:小骨がたくさんある上に皮がネチャネチャしてて歯切れが悪い

*3:江戸は将軍のお膝元なので”腹切り”は好まれない。よって関東の鰻は背中開きなのです。