アクセス新記録御礼&まとめてお返事

命を物のように思っている人の自殺の止め方に対して多くの反響がありました。
↓お陰さまで本研究所のアクセス数記録更新(多分)です。

7周年にいい贈り物を戴きました。
コメント・トラックバック下さった方、ブックマークなさった方、紹介してリンク貼ってくださった方、皆さんありがとうございました。
 
リファラを辿って出来る限り目を通しました。*1
えー、全部のご意見にお返事することは出来ませんが、*2気になったものをいくつかピックアップしてコメントを返させていただきたいと思います。(順不同)
 
 

水無月のアレ(仮) 様】
妙に納得。
「俺が嫌だから、生きろ」「俺がそう願ってるからだよ」と言った事はあります。
俺様キャラですみませんorz

いえいえ、本気でそう思って言えるなら、気持ちが伝わるならその方法でOKなんじゃないですか?
私もそうしましたし。

 

STAR LIGHT PARADE 様】
「死んだらHDDコピーして参列者にバラ撒いてやる」(赤ちゃんがこんなセリフを言っている画像ありましたよね?)
とか言ったら大抵の人は思いとどまると思いますが。

あることないこと付け足してな!
ま さ に 外 道
ときどき考えるんですよね。目の前に飛び降り自殺しそうな人が居たとして、その人に「待て!」と叫びつつ全裸になって近づいたらビックリして何も出来なくなるのかな?と。上手くいくんなら取り合えずの緊急処置としてはアリだと思うんですよね〜。*3逆に怖がって飛ぶだろうか?(苦笑)
セクシーコマンドー理論です。

 

若干、特盛で。 様】
え〜っと…自分が鬱に入って死にたいと思った時はどんな言葉も通じないと思いました。極限の状態になるとそんなもんです。頭の底から何かが囁くんですよ。「死んでしまえ」と。
 でも今はそんな時に声をかけてくださる人が少なからすいますので、そこまで最悪にはならないと思うんですけどね。…多分。

KKS出張所 様】
とてもデリケートな話題ですね。自殺寸前などに至っている相手には、臨床心理的な技術が全く役にたたない場合がある。技術なんかよりも、自分自身のエネルギーを心の底から発露した呼びかけの方が大切だったり。

【AA 様】(コメント欄)
医者の知人によれば、SDKさんの言葉をかけると「心の奥底では本当は死にたいと思っていない人には良いが、そうではない人(=うつ病患者などの本来真面目で滅多なことで死にたいなどと口走らないであろう人)は死にます」とのこと。

3つまとめて失礼。
大きな挫折や精神的ショック、鬱を経験したことのない人間とってやっかいなのが、「死にたい」と漏らしている人に「それ、どうせパフォーマンスでしょ?死ぬ気0でしょ?」という偏見を持ってしまう点。実際居ますしね。パフォーマンスの人。*4でも同時に、本当に心の病でどうしようもなくてそう漏らす人も居るんです。前者には恐らく何言おうが殴ろうが死にやあしませんが、後者への対応を誤ると自分が自殺を幇助することになりかねない。
 
私も鬱を経験するまで*5どっちかというとそういう偏見、いや、まさに「人の役に立って死ね」の人間でしたが、鬱になったときの自分の心理状態を観察していて面白かったんですよ。ああ、こういうこともありえるのか、と。
 
普段、「俺は意思の強い人間だ!暗い気持ちだって吹っ飛ばせるぞ!」と思っていたのに、いざそういう状態に陥るともう、何も出来ない。寝転んでて「買い物行かなきゃ・・・」と思いながらもボーっと天井を見つめてて気が付いたら6時間ぐらい経ってる。
そのうち、さっきまで笑顔で人と会話してたのに何の脈絡もなく涙がボロボロこぼれてきて悲しくて悲しくてたまらなくなる。
そうなるともう大変。自信が揺らぐんですよ。「やばい、自分の身体なのに、自分の心なのに、制御が利かない!」って。
それを繰り返すうちに「このままでは自分は不味いのではないか。」「気が狂って何かトンでもない犯罪でも犯すのではないか。」「そんなことになったら私に関わった人に迷惑がかかる。最悪、見ず知らずの人に危害を与えるかもしれない。」「それだけは断固止めなくては。私が責任を持ってこの命を始末しなければ。」
 
で、ここまで来ると今までの過程をすっ飛ばして「死にたい」という感情にすぐ直結するようになります。うわぁ、立ち直って良かったな。(笑)

 

【bj 様】(コメント欄)
ふーむ、いろんな意見があるものですね。自分の意見はまさにこれ「命の無駄遣いは勿体無いから社会(または私)の為になるようなことして死んでね。」です。励ますとするなら、「カンボジアとかアフリカとかいってボランティアして、そこの子供たちに何で生きてるのか聞いてみろ」っていってみたい。そこで必要とされたら生きる気力もわくんじゃない?

そうですね。差し迫ってなくても、”将来に対する漠然とした不安”を抱いている人、「死にたい」ではなく「生きていく気が起きない」人には特に有効でしょうね。
こういう具体的な良い反論がもっと読みたいのですが、如何せん、「違う、言いたいことはそういうんじゃなくて・・・」って感じだったり、どこに納得できなかったか詳しく書かれていなかったりするのも多くて。残念ながらスルーせざるをえないものもありました。
 
 
もっと書きたかったのですが今日は力尽きました。(笑)
また機会があれば似たようなテーマで書けたらと思っています。おやすみなさい。

*1:リンク貼られるだけだと管理者である私以外見つけにくい意見もあるので、どうか他の読者の皆様のためにも、特に今回のように反響の大きいときは「私の素晴らしい感想を聞け!」と遠慮なくどんどんトラックバックしてきてくださいね。

*2:いつから俺はこんなに偉くなったんだ?全部にレスしろよ。某氏を見習おうよ。どう見ても面倒くさがり屋です。本当にありがとうございました。

*3:どう見ても公然猥褻です。本当にあり(略 

*4:さよなら絶望先生』の糸色望とかw

*5:とは言っても医者に診てもらったわけじゃないんですよね。でも正に通院治療している人から「その気持ちよく分かる」と言われたので軽い鬱だったのでしょう。私の場合、自然に治りましたが。