追記の追記

http://d.hatena.ne.jp/skyclaps/20050708#1120817706より

その解釈で合ってるんでしょうか???

不確定性原理って位置と運動量の不確かさについてであって、どちらかを確定したらもう片方が増大する、っていうのとは違うのでは?そもそも確定することと増大することって本質的に違うものじゃないかと。うーん、よくわかんね。

と書かれたら、「あれ、本当にそうだったっけ?」と気になるじゃないですか。(苦笑)
 
徹底的に調べたくなるじゃないか。
ティターンズのことを知ってしまえば、戦うしかないじゃないか!(謎

ガンダムネタはさておいて。(国際物理年に私は何をやってるんだw)

ツッコミを戴いた「原子の安定性と不確定性原理」の話。
どこで読んだものか失念したので探しました。
そして・・・見つかりましたよ、お母さん。(紳助と被害者女性との和解の道が)

ここでした。
http://www.han.org/oldboard/hanboard3/msg/4595.html*1

ソースがどうも心許ないですが、投稿者はどうやらハイゼンベルクの式

ΔxΔp=h
ΔtΔE=h
 [h:プランク定数]

『位置と運動量それぞれの不確かさの積、または時間とエネルギーそれぞれの不確かさの積はプランク定数程度になる。』*2
を引用して
「電子が原子核に近づく(=位置の不確かさが0に限りなく近づく)と、
運動量が無限大に発散しちゃうから、それが反発力となって安定している」
ということを言っているようです。

上の解釈が厳密に正しいかどうかを判断するのは、私の今の知識では限界です。
習ったはずなんですけどねぇ。勉強しなおしてきます。

ちなみにid:skyclapsさんも仰っている通り、原子核と電子は惑星と衛星のように一定の半径で円運動しているわけでははくて、電子は安定しつつも半径や速度を変えながら運動しています。

そして電子が存在する”確率”が一番高い所が軌道*3と呼ばれているもの、だったはずです。(うる覚え


参考
http://homepage2.nifty.com/einstein/contents/relativity/contents/relativity3055.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E5%AD%A6
http://www.h5.dion.ne.jp/~terun/doc/fukakutei.html

*1:物理と関係ない政治的な話の掲示板みたいですね。しかも古いなぁ。ツリー式だよ。

*2:二通りの式があるように見えるが、何れも単位が[J・s]となり、本質的には同じことを言っている

*3:高校で化学を習った人なら「k殻、l殻、m殻」という言葉を聞いた事があるはず。あれです。