デジタル音楽
- デジモノに埋もれる日々: 自らの亡霊に怯える音楽産業 - 永遠の命を得たデジタルデータ
http://c-kom.homeip.net/review/blog/archives/2005/07/post_211.html
結語の部分、重要なポイントですね。
違法コピーが有ろうが無かろうが、彼らに今までと同じ利益が落ちるかどうか、それだけが
彼らの争点なのです。
そうなんですよ。著作権を盾にしているだけで、結局は「儲かるか・儲からないか」が問題。これはレコード会社のみならず、某音楽著作権協会ですら同じだと思います。
先日、コピー・アット・ワンスCDやCCCDを見直して通常のCDとしてリリースしなおすなんてニュースがありましたね。
音楽業界の収益が落ちているのは違法コピーが原因だ、やれWinnyを訴えろ、やれiPodに課金しろと言われて来ましたが、極論すれば著作権が守られてなくても既得権益が守られていれば業界はこんなにうるさく言って来なかったのではないかと。
問題の本質的な部分ではなく、金儲けが焦点になっている。それが絶対悪だとは言いません。資本主義とは少なからずそういうものです。
だからこそコメント欄にある、
来てしまったデジタルの時代を見据えてユーザーからも歩み寄って、
なんとかお金を取ろうとする音楽業界を批判するだけでなく、
どうすれば皆納得できるのだろうかとユーザーからも色々提案していくのが双方の為かと思います。
という意見は大切です。
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